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オルタナティヴ・メタルオルタナティヴ・メタル (Alternative Metal)は、オルタナティヴ・ロックとヘヴィメタルの影響を受けた音楽ジャンル。1980年代中期に勃興し、1990年代に入り人気を博した。1990年代初頭に世界的な支持を得たグランジへ反発し、機械的でインダストリアルなビートによる簡潔で速い曲を作るようになっていった。ヘヴィメタルの伝統的要素である様式美やドラマ性は重視せず、歌メロやグルーヴを強調するバンドが多い。また、伝統的なヘヴィメタルの花形であったギターソロを弾かない場合が多く見受けられる。日本では「ニュー・メタル」、「ヘヴィロック」、「ミクスチャー・ロック」、「モダン・ヘヴィネス」、「ラウドロック」、「ラップメタル」などに細分化される。歌詞の内容として、内向的な怒りや政治的なテーマを持ち出すバンドが多い部分はグランジの影響が大きいと言える。 ミュージックアード
ミクスチャー・ロックミクスチャー・ロック(Mixture Rock)は、主に日本において扱われるロックのジャンルの一つ。 「ミクスチャー(mixture)・ロック(rock)」という言葉は和製英語である。よって、基本的に日本以外では通用しないジャンルである。 ミクスチャー(mixture)・ロック(rock)という言葉は、正確に直訳すれば額面的に「様々なジャンルの音楽とロックを混ぜ合わせた」という意味にとれるが、日本で一般的に認知されている意味合いは上述の通り、ラップロックやラップメタルの別名としてのものである。よって、様々なジャンルを混ぜ合わせたという「ミクスチャー」としての意味合いは薄く、「黒人音楽(ラップ、ヒップホップ、レゲエ)または民族音楽を混ぜ合わせたロック」としての意味をもって使われる。 日本においてこの言葉が生まれた正確な時期は分かっていないが、背景的にその要因となったのは、1980年代末期~1990年代以降にかけてオルタナティヴ・ロックムーブメントである。この中でファンクやヒップホップなどの黒人音楽とロックを混ぜた音楽性を持ったバンドがメインストリームに浮上していくにつれ、それらを配給会社が日本人にコマーシャルする際に、オルタナティヴ(異質な)・ロックよりも直線的に理解してもらいやすい言葉として、ミクスチャー(混ぜ合わせた)・ロックというジャンルが生まれたと思われる(当時、ラップは日本人にとっては非常にマイナーであり、英米で扱われていたラップロックという呼称をそのまま採用しにくかったというのも要因として挙げられる)。なおマッドジョンソンバンド雷神はヒップホップ的リリックをロックのリズムに乗せた「ヒップホップロック」というジャンルを確立したことで知られており、代表作に「ダイオキシン」がある。ミクスチャー・ロックは和製英語でありながら、英語圏で通用しないという理解が進んでおらず、他の認知度が低い和製英語の多くと同様、齟齬の原因になっている[要出典]。 代表的なミクスチャー・ロックバンド
モダン・ヘヴィネスモダン・ヘヴィネスは音楽ジャンルの一つ。日本独自の呼称で、こういったバンドの本場である北米やヨーロッパではこういったジャンルは存在しない。1990年代初頭のポスト・スラッシュやグルーヴ・メタルがこれにあたる場合が多い。伝統的なヘヴィメタルやスラッシュ・メタルと違う、ヘヴィネスとグルーヴ重視のヘヴィメタルバンドを一括りにしてこう呼ぶ風潮があった。またハードコア・パンク系やインダストリアル・ロック系のバンドも含まれる事が多かった。これはクロスオーバーなど、音楽ジャンルに明確な線引きが難しいため起きた現象とも言える。 バンド一覧
日本のロックバンド特集
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